バロー傘下入りとその後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:04 UTC 版)
「ユース (チェーンストア)」の記事における「バロー傘下入りとその後」の解説
ユースは、黒字を確保しつつも、競争の激化から売上利益の横ばいが続き、後継者不足も抱えていた。そのため、2005年4月に木瀬社長が保有していた全株式をバローに売却し、バローの傘下に入った。木瀬社長は取締役相談役に退き、代わってバローの田代正美社長が代表に就任した(木瀬前社長は2006年8月10日に死去)。バローがユースを買収した理由は、北陸3県で唯一未出店の福井県に進出することで経営規模の拡大を狙ったからである。 その後はバローの「安さ挑戦」の戦略に基づいて、バローのプライベートブランドが店頭に並ぶようになったほか、ポイントカード(ユースカード、Vマートカード)サービスを縮小し、2005年末でポイント付加を終了、2006年に入ってポイントの清算も終了した。また、既存店舗の改装や不採算店舗の整理を進め、その後は積極的な出店姿勢を取っていた。 2013年5月10日、バローとユースの間で合併決議取締役会が開かれ、両者の合併契約が締結された。同年10月1日をもってバローがユースを吸収合併し、「ユース」という屋号は消滅した。従業員はバローが引き継ぎ、既存店舗はバローに名称変更して営業を継続している。
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