脆弱性
別名:バルネラビリティ
【英】vulnerability
脆弱性とは、コンピュータやネットワークのセキュリティに関する用語で、第三者によってシステムへの侵入や乗っ取りといった不正な行為が行われる際に利用される可能性がある、システムの欠陥や問題点のことである。
脆弱性はバルネラビリティ(vulnerability)とも呼ばれ、「攻撃されやすいこと」「攻撃誘発性」などと訳される場合もある。脆弱性の多くは、プログラミングのバグや、開発段階で想定されていなかった操作への仕様上の未対処などを原因としており、多くの場合はパッチと呼ばれる修正プログラムを追加することによって改善される。
システムの脆弱性へ対する攻撃手法の代表的なものとしては、不正アクセスによってサーバーが確保したメモリ領域を超過させてしまうバッファオーバーフロー攻撃や、他のWebサイトにスクリプトコードを読み込ませて不正な動作を行わせるクロスサイトスクリプティングなどがある。
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