ハッシュ‐テーブル【hash table】
ハッシュテーブル
ハッシュテーブル(Hashed table)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/26 17:58 UTC 版)
「ABAP」の記事における「ハッシュテーブル(Hashed table)」の解説
行がハッシュアルゴリズムに従って内部に格納され、一意のハッシュキー(ハッシュテーブルにおけるプライマリキー)を使用してアクセスできる内部テーブル。 各内部テーブルの特徴テーブル名アクセス方法プライマリキーでのアクセス時応答時間 その他標準テーブル(Standard Table) ・プライマリテーブルインデックス・テーブルキー(プライマリ・セカンダリ) テーブル内エントリ数に比例(線形検索) ・プライマリキーが非一意(Non-Unique)のみ ソートテーブル(Sorted table) ・プライマリテーブルインデックス・テーブルキー(プライマリ・セカンダリ) テーブル内エントリ数に対数的に比例 ・プライマリキーは一意、非一意ともに使用可・常にプライマリキーでエントリがソートされる ハッシュテーブル(Hashed table) ・テーブルキー(プライマリ・セカンダリ)・セカンダリテーブルインデックス 常に一定(テーブル内エントリ数に 影響されない) ・プライマリテーブルインデックスが存在しない・プライマリテーブルキーは一意のみ ・セカンダリテーブルキーを使用して セカンダリテーブルインデックスを割り当て可能
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ハッシュテーブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:30 UTC 版)
ハッシュ関数は特にハッシュテーブルで使われ、与えられた検索キー(例えばキーワード)から素早くデータレコード(辞書でのキーワードの定義)を探すのに使われる。ハッシュ関数は検索キーをハッシュにマッピングする。ハッシュをインデックスとして対応するレコードの格納位置が分かる。さらにハッシュテーブルは連想配列や動的集合の実装に使われる。 一般にハッシュ関数は複数の異なるキーを同じインデックスにマッピングする可能性がある。したがって、ハッシュテーブルの各スロットは(明示的か暗黙かはともかく)単一のレコードではなくレコードの集合に対応していることが多い。このため、ハッシュテーブルの各スロットを「バケット (bucket)」、ハッシュ値を「バケットインデックス」とも呼ぶ。 したがって、ハッシュ関数はレコードの位置のヒントでしかない。つまり、探すための出発点を教えるだけである。それでも、半分以上埋まったテーブルで良いハッシュ関数を使えば、検索対象をせいぜい1つか2つのエントリに減らすことができる。
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