ニュー・ケインジアン経済学
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「ケインズ経済学」の記事における「ニュー・ケインジアン経済学」の解説
詳細は「ニュー・ケインジアン」を参照 ニュー・ケインジアン経済学(ニュー・ケインズ派経済学)は、ケインズ経済学にミクロ的基礎を与えようとするマクロ経済学の一学派。ケインジアンのマクロ経済学に対する批判(ルーカス批判)に応えようとして生まれてきた。
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ニュー・ケインジアン経済学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 06:15 UTC 版)
「マクロ経済思想史」の記事における「ニュー・ケインジアン経済学」の解説
詳細は「ニュー・ケインジアン」を参照 ニュー・クラシカル経済学は新古典派総合の本質的な矛盾を指摘した。市場のクリアと一般均衡を想定するワルラスのミクロ経済学は、市場がクリアしないケインズのマクロ経済学を導くことができなかった。ニュー・ケインジアンはこのパラドックスを認めたが、ニュー・クラシカル派がケインズを放棄したのに対し、ニュー・ケインジアンはワルラスと市場クリアを放棄した。1970年代後半から1980年代にかけて、ニュー・ケインジアンはミクロ経済学をケインズのマクロ経済学と整合させようとして、独占的競争のような市場の不完全性、粘着価格のような名目摩擦、その他の摩擦を研究した。ニュー・ケインジアンは、ルーカスが発案しニュー・クラシカル経済学者たちが採用してきた合理的期待モデルを定式化した。
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