ドナルド・タイスン「ネクロノミコン」
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「父なるダゴンと母なるヒュドラ」の記事における「ドナルド・タイスン「ネクロノミコン」」の解説
ドナルド・タイスン「ネクロノミコン:アルハザードの放浪 (Necronomicon: The Wanderings of Alhazred)」では、独自の設定がされている。 ダゴンは「旧支配者の七人の帝 (The seven lords of the Old Ones)」に名を連ねている。海水に護られることで、海中では星々の封印を受けることなく自在に活動でき、レヴィアタンやクラーケンとして人間に語り伝えられる。容姿も独特の描写がなされ、その巨体は銀の鱗におおわれながらも半透明であり、首のない頭には閉じることのない単眼が備わる。水を蹴って泳ぐときはその脚は巨大な魚の尾のように見え、しばしば人魚と同一視されるという。月の光のもとでのみ、銀色にかがやく姿を大気中にあらわす。そのため旧支配者の研究者であるマギたちは、七つの惑星のうち月をダゴンに関連付けている。 特に、七帝という設定により、一般的・従来の「奉仕種族の長老・旧支配者達の下位神」という位置づけから、大幅に強化がされている。
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