ドゥクパ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/23 16:59 UTC 版)
ドゥクパまたはドゥルックパ(Drukpa)は、中部照葉樹林地帯に居住するチベット・ビルマ系の土着の民族集団の総称である。ガロン(西部)、ブムタンパ(中部)、ツァンラ(東部)の3つの集団に分類される。ブータンの人口の多数派を形成し、ブータンの「伝統文化」は彼らの文化を指す。「ドゥクパ」とは、彼らの大多数が信仰するチベット仏教カギュ派の支派である「ドゥク派」という宗派に由来する(パは「人」を表すゾンカ語)。 近年、国民統合の必要性から、「ブータン国民」を「ドゥクパ」と称する傾向が強いが、これは広義の「ドゥクパ」であり、南部のネパール系住民は使用したがらない。
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