ドゥクンになる人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 06:30 UTC 版)
ドゥクンの知識は口伝で伝えられるが、各々のやり方はコミュニティによって異なる。新人が自発的にドゥクンの技を学ぼうとする場合もあれば、親から地位を受け継ぐ場合もある。プロト・マレーのドゥクンは、シャーマンと村長を兼任することがしばしばある。これは tok batin と呼ばれる。親やその親から技を受け継いだドゥクンは、師匠の弟子となって修行したドゥクンよりも尊敬される。一般的に、参入儀式では、山、滝、霊園、その他人気のない場所での瞑想が行なわれる。サバ州のカダヤン族といったいくつかのコミュニティでは、ドゥクンは参入の前にシラットを学ぶよう求められることもある。その目的は護身と精神修養の両面がある。
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