トロント大火と当初の建設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/10 22:57 UTC 版)
「ホテル・ビクトリア (トロント)」の記事における「トロント大火と当初の建設」の解説
ホテル・ビクトリアは、トロントの中心市街地で100軒以上の建物を焼失させ、5億1千万ドル以上の損害を出した、1904年のトロント大火を受けて、建設された。 大火後の1906年、ホテル従業員の経験があったフレデリック・モソップ (Frederick Mossop) が、ホテルを建てることを目論んで、ヤング・ストリート56番地の敷地を購入した。モソップは、カナダ人の建築家J・P・ハインズ (J.P. Hynes) を雇い、当初から完全な耐火建築となるように建物を設計させた。3年間をかけて計画と建設が進められ、48室を備えた8階建のホテルが、25万ドルの建設費で竣工した。 完成したホテルに、モソップは自分の名を付け、1909年にホテル・モソップ (Hotel Mossop) が開業した。
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