東海の宝【トウカイノタカラ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第5220号 |
登録年月日 | 1996年 10月 15日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 東海の宝 よみ:トウカイノタカラ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 10月 16日 | |
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「夏緑」に「金峰山」を交配して育成されたものであり,花は明黄のやや大輪で一輪仕立ての切花向き品種である。 草型は直立性,草性は高性,主たる仕立て法は一輪仕立て,開花時の草丈は高である。茎の太さは 6.0~ 7.9mm,色は緑,強さは強,縦じわは中,摘心後の分枝性及びわき芽の発生程度は中,節間長は20~29mmである。葉身長及び幅は50~74mm,基部の形は凸形,先端部分の形は尖,一次欠刻は0.30~0.69,二次欠刻の程度は中,葉裂片縁部の重なりは平行する,色は濃緑,光沢度はやや高,厚さ及び硬さは中,葉全体の角度は立つである。たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,形は3~4深裂以上,大きさは小である。つぼみの形は平,花房の形は凹形,花の大きさは 110~149mm, 舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数及び管状花数は100~199,分布は集中である。花弁の形は管弁1,先端の形は丸い,外花弁の反り方は内曲,花弁の長さは50~69mm,幅は5.0~9.9mm,外花弁の表面及び裏面の色は明黄(JHS カラーチャート2506),外花弁の角度は上向,花たくの形は盛上った円錐状,総ほうの大きさは20~29mm,総ほう部から花頂部までの高さは30~39㎜,花首の長さは30~39㎜,太さは 5.0~ 5.9mmである。季咲きの開花期は夏で,育成地(愛知県稲沢市)における開花は6月中旬である。 「東海金山」と比較して,葉裂片縁部の重なりが平行すること,たく葉の形が3~4深裂以上であること,管状花数が多いこと,花たくの形が盛上った円錐状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(愛知県稲沢市)において,昭和62年に「夏緑」に 「金峰山」を交配した中から選抜,育成されたものであり,以後,増殖をしながら特性の調査を行い,平成4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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