デミスター性能
自動車のウインドウガラス内面に発生した曇りを温風や熱線でガラス温度を上げて除去する性能。フロントウインドウやサイドウインドウは温風で、リヤウインドウは熱線で曇りを除去するのが一般的である。デミスター性能を上げるためにはウインドウの内表面温度を速く上げる必要があり、温風の場合は、温風の温度、風速により、熱線の場合は、熱線の単位面積当たりのワット数によりデミスター性能が決まってくる。デミスター性能規格は日本、アメリカ、欧州などそれぞれの国でレギュレーションとして制定されており、製造、販売される車両はこの規格を満足するよう開発されている。
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