デビュー、 一躍人気の頂点へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/15 00:02 UTC 版)
「ブルートーンズ」の記事における「デビュー、 一躍人気の頂点へ」の解説
1994年、新人バンドの登竜門的存在であるフィアース・パンダ・レコードのコンピレーション盤で「No. 11」という曲を発表(これは彼らが11番目に作った曲ということで名づけられ、後に「Bluetonic」として発表された)。その後、スーパーグラスやシェッド・セヴンなどのオープニングアクトとして全英各地を回り、1995年2月には自主制作シングル「Slight Return/The Fountainhead」をリリースするなどして、クリエイションやフード・レコードをはじめ、数多くのレコード会社からオファーを受けることになった。 バンドはその中からA&Mレコードと契約を結び、1995年6月に1stシングル「Are You Blue or Are You Blind?」を発表。これはインディーチャートで1位を獲得し、全英チャートでも31位に入った。さらに、同年9月発表の2ndシングル「Bluetonic」は全英19位を記録。また日本でもミニアルバム「A Bluetones Companion」を発表し、同年11月にはシャーラタンズのオープニングアクトとして初来日を果たす。 1996年1月、3rdシングル「Slight Return」が全英2位と大ヒットし、ついにブレイクを果たす。同年2月、1stアルバム『Expecting to Fly』を発表。アルバムは、当時モンスターヒットとなっていたオアシスの『(What's the Story) Morning Glory?』を蹴落として、全英1位を獲得。売り上げはプラチナ・ディスクにまで達する成功を収めた。同年4月にはシングル「Cut Some Rug」も全英7位とヒットし、ブリット・アウォーズのベスト・ニュー・バンド部門にノミネートされた。また同年9月に発表された新曲「Marblehead Johnson」(全英7位)は、メンバーが特殊メイクでデブに扮したミュージック・ビデオも話題となった。
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