ダンマパダとは? わかりやすく解説

法句経

(ダンマパダ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 01:46 UTC 版)

法句経(ほっくぎょう)、ダンマパダ: Dhammapada)は、仏典の一つで、仏教の教えを短い詩節の形(アフォリズム)で伝えた、韻文のみからなる経典である。「ダンマパダ」とは、パーリ語で「真理: dhamma)の言葉(: pada)」という意味であり、伝統的漢訳である「法句」とも意味的に符合する[1]


  1. ^ 今枝 2015, p. 3.
  2. ^ 南伝大蔵経』など。
  3. ^ 岩波仏教辞典第2版 1989, p. 3.
  4. ^ 中村(1978) p.377
  5. ^ 中村(1978) あとがき
  6. ^ 中村(1978) pp.384-385
  7. ^ 法句譬喩経」『SAT大正新脩大藏經テキストデータベース』第04巻、東京大学大学院人文社会系研究科、No.0211, 0575b16、2018年https://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT2015/T0211_.04.0575b16:0575b16.cit 
  8. ^ Brough (1962) p.2
  9. ^ Brough (1962) xiv
  10. ^ Brough (1962) p.13
  11. ^ Timothy Lenz, ed (2003). A New Version of the Gāndhārī Dharmapada and a Collection of Previous-birth Stories: British Library Kharoṣṭhī Fragments 16 + 25. Univeristy of Washington Press. ISBN 0295983086 
  12. ^ Norman (1997) xx
  13. ^ Norman (1997) xxi
  14. ^ パーリ仏典, 法句経, Sri Lanka Tripitaka Project
  15. ^ 中村元『原始仏典I 釈尊の生涯』東京書籍、1987年、34-35頁。 後年に音声録音の新版『「法句経」の世界』が出された。
  16. ^ 中村(1978) p.376
  17. ^ No.326 - Digital Database of Buddhist Tripitaka Catalogues
  18. ^ No.4100 - Digital Database of Buddhist Tripitaka Catalogues
  19. ^ 中村(1978) p.388
  20. ^ 『心に怒りの火をつけない ブッダの言葉〈法句経〉で知る慈悲の教え』(角川文庫、2015年)で改題再刊


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ダンマパダ

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涅槃」の記事における「ダンマパダ」の解説

.mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}Jighacchāparamā rogā sakhāraparamā dukhāEtaṃ ñatvā yathābhūtanibbāṇaparamaṃ sukha飢えることは、最悪の病である。サンカーラは、最悪苦しみである。このことをあるがまま知る者にとって、涅槃は最高の幸福である。 —パーリ仏典, ダンマパダ,203, Sri Lanka Tripitaka Project Sa ce neresi attānakaṃso upahato yathāEsa patto'si nibbāṇaṃ sārambho te na vijjati. まるで壊れた鐘のように、喋ることを止めて静寂に達したならばそれは涅槃達したのである。汝に怒り言葉はない。 —パーリ仏典, ダンマパダ, 134, Sri Lanka Tripitaka Project 南伝パーリ語教典訳した中村元は、ダンマパダ、第十章暴力、百三十四節訳注[要追加記述]において、 安らぎ - Nibbāna(= Nirvāṇa 涅槃)声を荒らげないだけで、ニルヴァーナ達しえるのであるから、ここでいうニルヴァーナ後代教義学者たちの言うようなうるさいものではなくて、心の安らぎ心の平和によって得られる楽しい境地というほどの意味であろう。 としている[疑問点ノート]。

※この「ダンマパダ」の解説は、「涅槃」の解説の一部です。
「ダンマパダ」を含む「涅槃」の記事については、「涅槃」の概要を参照ください。

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