ダイアングラッドキューピット【ダイアングラッドキューピット】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10939号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | ダイアングラッドキューピット よみ:ダイアングラッドキューピット | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 椎名正剛 | |
品種登録者の住所 | 千葉県旭市井戸野1222番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 椎名正剛 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ヨシコズ グラッド」に「ダイアン スターム」を交配して育成されたものであり、花色はセパル及びペタルが黄白で、リップ中央裂片は鮮赤紫の地色に紫白のぼかしが入る、部分反転平咲きの中型種である。株の大きさは中、草姿は半下垂性である。葉の正面の形は倒披針形、先端の形は不等凹形、横断面の形はⅢ型、向きはやや斜上、ねじれは無、幅は51~75mm、長さは20.1~30cm、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は16~25、花型は部分反転平、花の横径は及び縦径は5.1~7.5cmである。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅡ型、横断面の形はⅦ型である。花色はセパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート2901)、リップの中央裂片は鮮赤紫(同9207)の地色に紫白(同8901)のぼかしが入る、側裂片は紫白(同8901)の地色に鮮赤紫(同9207)の胡麻斑及びぼかしが入る。花の香りは無、開花期は不定期である。「ビューティー シーナ ランラン」及び「ビューティー シーナ リンリン」と比較して、花型が部分反転平であること、セパル及びペタルに斑の模様がないこと、リップ中央裂片の斑がぼかしであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に育成者の温室(千葉県旭市)において、「ヨシコズ グラッド」に「ダイアン スターム」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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