ソルトレイクシティオリンピックでの失格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/25 06:13 UTC 版)
「金東聖」の記事における「ソルトレイクシティオリンピックでの失格」の解説
ソルトレイクシティオリンピックの男子1500m決勝はアメリカのアポロ・アントン・オーノとの争いに勝利し、1着でゴールしたかに見えた。ゴール後、金は韓国の国旗を手に喜びを表現していた。だが、このレースは審議となり審議の結果は金がオーノの進路を妨害したとして結果は失格となった。この結果が表示され、金は韓国の国旗を氷上に投げつけた(この行為は判定の是非とは別の次元で、高齢者を中心に韓国社会から強い批判を受け、金本人は謝罪している)。当然ながら韓国チームは猛抗議したが判定が覆ることはなかった。この件では男子1000mでの寺尾悟のレースでの誤審もあってか、次のトリノオリンピックからはビデオ判定が導入された。同年に行われた2002 FIFAワールドカップの韓国対アメリカ戦では韓国の安貞桓が同点ゴールを挙げた後、この金とオーノのシーンを再現してアピールするという一幕があった。
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