セルジュ修行編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 22:14 UTC 版)
第一部187話-193話(31巻)。 ダミアン セルジュのモデル業の先輩。初登場は第一部190話。 かつてカリスマモデルとして名を挙げた人物で、アランやマダム・ロスタンとも面識がある青年。しかし、とあるスキャンダルで干されたことをきっかけに大病を患い、薬の影響で頭髪は薄く身体は痩せこけ、30手前にして老け顔となってしまう。本来はまだ安静が必要な身体であるにも関わらず、元が伊達男であるため、弱った姿を見せないように気を張っており、舞台俳優としてカムバックすることを公言する。セルジュ修行編において、セルジュの修行の成果を最終的に試す人物となっている。 ヴァレリー、ジェルマン、ルネ セルジュのモデル時代の仲間。初登場は第一部187話。 モデルらしくイケメン揃いの青年たち。モデル業の傍らで服飾のプロデュース業も行おうとし、セルジュと行動を起こす。初登場はセルジュ修行編であるが、そもそもフランス編の終盤でセルジュが織部の家に家出するきっかけとなった雑誌企画の服飾プロデュースの話も彼らが関わっていたという。その時の企画が上手くいったことを踏まえて、将来を考えて本格的に店を開くことを検討する。そのためにナポリで修行しているセルジュに再び声を掛け、セルジュ修行編が始まる。最終的には、マダム・ロスタンが指摘した袖丈七ミリの差を軽視する発言を行い、その服飾に対する見識の甘さをアランにダメ出しされてしまう。
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