スウェーデン暦とは? わかりやすく解説

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スウェーデン暦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/04 22:24 UTC 版)

スウェーデン暦(スウェーデンれき)は、スウェーデンとその属領1700年3月1日ユリウス暦1700年2月29日/グレゴリオ暦1700年3月11日)から1712年2月30日(ユリウス暦1712年2月29日/グレゴリオ暦1700年3月11日)まで12年間使われていた暦法ユリウス暦より1日進み、グレゴリオ暦より10日遅れていた。また、スウェーデンの復活祭1740年から1844年まで天文学的計算に基づく日付を用いていた。




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スウェーデン暦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/04 19:13 UTC 版)

2月30日」の記事における「スウェーデン暦」の解説

グレゴリオ暦交付後、「2月30日」が最初に現れたのはスウェーデン当時スウェーデン領だったフィンランド一部も含む)の暦上であった。17世紀ユリウス暦使用していたスウェーデンは、グレゴリオ暦への改暦計画した当時グレゴリオ暦日付は、ユリウス暦よりも約11日進んでいた。これを解消するには、たとえば1月1日翌日1月13日にするなどの大きな改変必要になる。しかしスウェーデンは、閏年間引いて少しずつグレゴリオ暦と同じ日付に近づけようと計画した具体的には、ユリウス暦では閏年だった1700年平年にし、次の1704年1708年と、1740年まで40年間に渡ってすべての閏年平年にして、ちょうどグレゴリオ暦と同じ日付にする。こうしてまず1700年平年とされたが、1704年1708年計画反して閏年となってしまった。この結果スウェーデンは、ユリウス暦ともグレゴリオ暦とも違う日付を刻む国になってしまった。 世界中どこの国とも日付がかみ合わず大変に不便であったので、1712年とりあえ日付ユリウス暦同じに戻すため、2月2日閏日挿入された。このためこの年2月末日2月30日となった。このスウェーデン独自暦1712年2月30日(同暦の最終日)は、ユリウス暦では2月29日グレゴリオ暦では3月11日に当たる。そして翌日は、ユリウス暦と共にスウェーデン国内3月1日日付を無事刻むことができ、スウェーデン独自暦はそのまま廃止された。スウェーデングレゴリオ暦への改暦結局、それから40年以上が経過した1753年行われている。

※この「スウェーデン暦」の解説は、「2月30日」の解説の一部です。
「スウェーデン暦」を含む「2月30日」の記事については、「2月30日」の概要を参照ください。

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