ジャッキー・イクス(ベルギー)
1962年に2輪のトライアルでデビュー。ヒルクライムを経てロータス・コルチナでツーリングカーレースに参戦中にK.ティレルに見出されてF3にステップアップ。66年には彼のプロモートでマトラ・ワークスからF2に参戦し、同年のドイツGPでF2マシンでの混走ながらGPデビューを果たしている。F1マシンでのデビューは67年のイタリアGPで、翌68年にはフェラーリからフル参戦。地元のベルギーGPでフロントローを奪い、フランスGPでは早くも初優勝。さらにドイツGPではポール奪取も果たし、ランキング4位。ブラバムに移籍した69年と、フェラーリに復帰した70年には2年連続でシリーズ2位を奪ったが、F1よりもむしろ、ルマンなどロスマンズ・ポルシェによるスポーツカーレースでの活躍のほうが印象に残る。ルマンでは69年の初優勝以降、75~77年の3連勝、81~82年の2連勝という記録がある。さらにポルシェ959を駆ってパリダカでも活躍し、オールラウンドプレーヤーぶりを発揮した。結局、F1では66~79年まで14シーズン・116戦に出場。優勝8回、ポールポジション13回、ファステストラップ14回という成績を残す。
ジャッキー・イクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 00:11 UTC 版)
ジャック・ベルナール・エドモン・マルタン・アンリ・"ジャッキー"・イクス(Jacques Bernard Edmon Martin Henry "Jacky" Ickx 、1945年1月1日 - )は、ベルギー・ブリュッセル出身の、かつてF1で活躍した元レーシングドライバーである。またル・マン24時間レースで6度の優勝経験を持ち、「ル・マンのキング」と呼ばれる[1]。兄のパスカル・イクス、娘のバニーナ・イクスもレーシングドライバーとして活躍した。
- 1 ジャッキー・イクスとは
- 2 ジャッキー・イクスの概要
固有名詞の分類
- ジャッキー・イクスのページへのリンク