シリカセメント

スラグ用語集

シリカセメント

読み方：しりかせめんと
【英】：pozzolanic cement

ポルトランドセメントとシリカ質混合材などを主体とした混合セメント。混合材は5を超え30％以下。硬化はやや遅いが、水和熱が低く、化学抵抗性に富む。

セメントコンクリート用語

ｼﾘｶｾﾒﾝﾄ

ポゾラン活性のあるケイ石粉などシリカ質（SiO2）を混合したセメント。混合するシリカ質の割合によりＡ種（5％を超え10％以下）、Ｂ種（10％を超え20％以下）、Ｃ種（20％を超え30％以下）の３種類に分けられる。長期強度は大きい。主にオートクレーブ養生するコンクリート製品に使用。

ウィキペディア小見出し辞書

シリカセメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/03 07:33 UTC 版)

「セメント」の記事における「シリカセメント」の解説

二酸化珪素（シリカ）を60 % 以上含む天然のシリカ質混合材とポルトランドセメントを混合したセメントである。耐薬品性を要する化学工場に使用される。JISでは JIS R 5212 で規定されている。2010年以降は生産されていない。