コール合戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 14:25 UTC 版)
モンテディオ山形との試合前に行われるサポーター同士のコール合戦。水戸側が「山形・ディオ!」山形側が「ホーリーホック!」などと言った後、漫才のような掛け合いがしばしば発生する。2008年までのJ2での名物行事であったが、2009年に山形のJ1昇格により途絶。2012年の山形のJ2降格以降も再開されていない。 一部で伝説とされているのが2003年水戸市立競技場で行われた一戦。 山形サポーター(山形サポ)「FC水戸」 水戸サポーター(水戸サポ)「山形ディオ」 水戸サポ「調子はどうだい?」 山形サポ「微妙な感じ」 山形サポ「そっちはどうだい?」 水戸サポ「こっちも微妙」 水戸サポ「市陸(山形市陸上競技場)でやらせろ」 山形サポ「こっちもやりたい」 山形サポ「トゥーリオどうだい」 水戸サポ「怒ってばっか」 そこでスタジアムDJが「え~、スタジアムが盛り上がってきたところ大変申し訳ございませんが、そろそろゲームを始めたいと思います」 DJの発言で場内は大爆笑となり、そのままゲームが始まった。そして、ネタにされてしまったトゥーリオは、水戸サポーターに対して怒りをあらわにしていたという。 この行事は、山形と水戸のサポーター団体に普段から交流があり、共に信頼し合っているという事から行われている。2006年の開幕戦はその山形戦で、「J1一緒に行こう」とお互いにコールしあい、会場から大きな拍手が起きてキックオフとなった。また2008年には、リーグ最終節に山形戦が実現。先にJ1昇格を決めていた山形と「(J1で)待ってろ、山形」「待ってる、水戸」と、発破の掛け合いが行われた。
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