L-グルタミン酸カルシウム
グルタミン酸カルシウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/18 05:09 UTC 版)
グルタミン酸カルシウム(Calcium diglutamate)は、化学式Ca(C5H8NO4)2の化合物である。グルタミン酸のカルシウム塩で、グルタミン酸ナトリウムのアナログであり、うま味調味料として用いられる。実際のうま味成分はグルタミン酸であるため、グルタミン酸カルシウムは、グルタミン酸ナトリウムと同じうま味を持ち、しかもナトリウム量を増加させない[1]。また、可溶カルシウムイオン源として、この化合物は、フッ化水素に晒された時の応急処置にも用いられる[2]。
- ^ Ball, P.; Woodward, D.; Beard, T.; Shoobridge, A.; Ferrier, M. (Jun 2002). “Calcium diglutamate improves taste characteristics of lower-salt soup”. European journal of clinical nutrition 56 (6): 519–523. doi:10.1038/sj.ejcn.1601343. ISSN 0954-3007. PMID 12032651.
- ^ “First Aid for Chemical and Cleanroom Laboratories”. 2009年6月10日閲覧。
- 1 グルタミン酸カルシウムとは
- 2 グルタミン酸カルシウムの概要
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