クロネッカー積とは? わかりやすく解説

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クロネッカー積

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 08:48 UTC 版)

数学における行列のクロネッカー積(クロネッカーせき、: Kronecker product)⊗ は任意サイズの行列の間に定義される二項演算で、その結果は区分行列として与えられる。行列単位からなる標準基底に関する線型空間のテンソル積の行列として与えられる。クロネッカー積は通常の行列の積とはまったく異なる概念であるので、混同すべきではない。名称はレオポルト・クロネッカーに因む。


  1. ^ Pages 401–402 of Dummit, David S.; Foote, Richard M. (1999), Abstract Algebra (2 ed.), New York: John Wiley and Sons, Inc., ISBN 0-471-36857-1 
  2. ^ D. E. Knuth: "Pre-Fascicle 0a: Introduction to Combinatorial Algorithms", zeroth printing (revision 2), to appear as part of D.E. Knuth: The Art of Computer Programming Vol. 4A answer to Exercise 96.
  3. ^ Tõnu Kollo, D. Von Rosen (Jan 1, 2005), Advanced Multivariate Statistics with Matrices, Mathematics and Its Applications, 579 (M. Hazewinkel ed.), Springer, pp. 172-173(489), ISBN 978-1-4020-3419-0, http://link.springer.com/book/10.1007/1-4020-3419-9/page/1 


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クロネッカー積

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 13:57 UTC 版)

行列の乗法」の記事における「クロネッカー積」の解説

詳細は「クロネッカー積」を参照 二つ行列 A, B のサイズそれぞれ m × n, p × q であるとき、これらがどのようなサイズであったとしても(サイズに関する制約条件なしに)、この二つ行列のクロネッカー積(英: Kronecker product)は A ⊗ B = [ a 11 B a 12 B ⋯ a 1 n B a 21 B a 22 B ⋯ a 2 n B ⋮ ⋮ ⋱ ⋮ a m 1 B a m 2 B ⋯ a m n B ] {\displaystyle A\otimes B={\begin{bmatrix}a_{11}B&a_{12}B&\cdots &a_{1n}B\\a_{21}B&a_{22}B&\cdots &a_{2n}B\\\vdots &\vdots &\ddots &\vdots \\a_{m1}B&a_{m2}B&\cdots &a_{mn}B\end{bmatrix}}} で与えられるサイズ mp × nq行列である。これはより一般テンソル積行列に対して適用したものになっている

※この「クロネッカー積」の解説は、「行列の乗法」の解説の一部です。
「クロネッカー積」を含む「行列の乗法」の記事については、「行列の乗法」の概要を参照ください。

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