クルディーガとは? わかりやすく解説

クルディーガ【Kuldīga】

読み方:くるでぃーが

ラトビア西部クルゼメ地方の町。13世紀リボニア騎士団領となり、14世紀ハンザ同盟加わったその後クールラント公国首都置かれ発展街中流れベンタ川には、幅110メートル落差2メートルの滝がある。13世紀創設バロック様式パイプオルガンがある聖カトリーナ教会1900年パリ万博のロシアパビリオンを移築したクルディーガ地域博物館がある。

クルディーガの画像
ベンタ川の滝/撮影・zilupe http://goo.gl/xNJ6Z

クルディーガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 08:08 UTC 版)

Kuldīga

クルディーガのタウンホール
市旗 市章
座標 : 北緯56度58分 東経21度58分 / 北緯56.967度 東経21.967度 / 56.967; 21.967
市長 Inga Bērziņa
人口
人口 (現在)
  市域 11768 [1]
その他
等時帯 EET (UTC+2)
市外局番 +371 633
公式ウェブサイト : www.kuldiga.lv

クルディーガラトビア語: Kuldīga)は、ラトビア共和国西部のクルディーガ州英語版州都。町はヴェンタ川英語版と小さな支流アレクシュピーテ川ラトビア語版の合流点にあり[2]、町の東側にはヨーロッパで最も幅が広いであるヴェンタ滝がある。

13世紀ドイツ騎士団領として知られ、1368年ハンザ同盟に加盟。17世紀には、イェルガヴァとともにクールラント公国首都となる。ドイツ語Goldingen(ゴールディンゲン、「黄金のマーケット」)というように繁栄の時代を迎えた。

世界遺産

クルディーガの旧市街
ラトビア
英名 Old town of Kuldīga
仏名 Vieille ville de Kuldīga
面積 84.33 ha
(緩衝地帯 88.85 ha)
登録区分 文化遺産
文化区分 ラトビア
登録基準 (5)
登録年 2023年
第45回世界遺産委員会
公式サイト 世界遺産センター(英語)
地図
使用方法表示

東ヨーロッパの多くの都市とは異なり、旧市街は20世紀の戦争と近代的な都市開発でほぼ損害を受けなかったため、伝統的な町並みはよく保存されている。また、ヴェンタ滝の存在により貿易の拠点にも発展してきて、職人が多く集まっていた。旧市街は2023年に国際連合教育科学文化機関 (UNESCO) の世界遺産リストに登録された[2]

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。

脚注

  1. ^ «Latvijas iedzīvotāju skaits pašvaldībās pagastu dalījumā»
  2. ^ a b Old town of Kuldīga” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年12月19日閲覧。



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