翼平面形
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- ^ Verhaagen, N. G., Jenkins, L. N., Kern, S. B. and Washburn, A. E. (1995年2月). “A STUDY OF THE VORTEX FLOW OVER 76 / 40-deg DOUBLE-DELTA WING (NASA-CR-195032)” (PDF). 2008年8月3日閲覧。
- ^ 飛行機が音速以下で飛行しているにもかかわらず、主翼上面の一部において通過する気流が音速に達する速度であり、これ以上の速度になると、主翼の揚力の減少や抗力の急増が発生して危険な状態となる。
- ^ 大林・大谷研究室/下山研究室
クリップトデルタ翼
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切り欠き三角翼、カットデルタ翼とも。デルタ翼の翼端を切り欠いた形である。デルタ翼においては翼端部分は揚力を生み出す効果が小さいため、言わば無駄になっている部分を切り捨てた形である。当然デルタ翼より、翼端にミサイル・増槽・電子戦装備等の搭載が容易になり、搭載・実装中は幾分かの翼端板効果が生ずる。 ただ、現実の航空機の設計としては、翼端部分を切り欠いて翼幅を小さくするのではなく、翼幅は同様で後退角を小さくした設計になる場合が多い。結果、通常のデルタ翼に比べて翼面積が大きく、また前後幅が小さな設計となる。 主翼の前後幅を大きく取らないため、無尾翼形式とする例は少なく、ほぼ尾翼付形式が採用される。言葉を変えれば、通常のデルタ翼よりも尾翼付形式に向いた形状である。
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