クラスI型線毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/19 16:10 UTC 版)
P線毛とI型線毛を含む。ともに、ロッドと呼ばれる径7 nmの直線状の部分と先端の細くフレキシブルな小繊維からなり、細胞の付着に重要なはたらきをしている。グラム陰性菌に存在し、ペリプラズムに存在するシャペロンタンパク質を介して線毛の構成タンパク質は外膜に運ばれ、外膜上でアセンブルして線毛を形成する。腎盂腎炎を起こす大腸菌にはP線毛があり、宿主の尿路細胞表面にあるα-D-galactopyranosyl-(1-4)-β-D-galactopyranosideに結合する。
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