クァシンとは? わかりやすく解説

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クァシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 01:45 UTC 版)

クァシン
識別情報
CAS登録番号 76-78-8 
PubChem 65571
ChemSpider 59014 
EC番号 200-985-9
ChEMBL CHEMBL517016 
特性
化学式 C22H28O6
モル質量 388.45 g mol−1
外観 白色結晶
融点

200 - 222 °C, 251 K, -168 °F

沸点

586 °C, 859 K, 1087 °F

への溶解度 不溶
蒸気圧 13 mmHg (@25 °C)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

クァシン(Quassin)は、ニガキ科カシア属の木から抽出される、白くて苦味のある結晶性の物質である。天然に存在する最も苦い物質の1つであり、苦さの閾値は0.08ppmとキニーネの50倍である[1]

中国医学では、医薬品として用いられる。

Quassia amaraPicrasma excelsaの抽出物は、ソフトドリンクの添加物にも用いられる[1]

骨格は20個の炭素原子を持つが、クァシンはジテルペンではなく、オイホールがC4を含む10個の炭素原子を失ったトリテルペンラクトンである。

出典

  1. ^ a b Scientific Committee on Food Opinion of the Scientific Committee on Food on quassin (expressed on 2 July 2002). SCF/CS/FLAV/FLAVOUR/29 Final



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