ガス抜き

新語時事用語辞典

ガス抜き

読み方：ガスぬき

一般的には、ガス爆発を未然に防ぐためにガスを取り除くこと。また、人間関係などにおいて、不満が爆発する前に、何らかの手段で関係を緩和すること。

金融相場においては、株式相場や外国為替証拠金取引（FX）相場、商品先物相場などにおいて、何らかの要因で上昇していた相場が、従来の水準まで下降している状態のこと。

ガス抜きは、投資家の市場心理などで期待されていた相場が、要人の発言などで打ち消された場合に起きることが多い。

（2011年10月18日更新）

デジタル大辞泉

ガス‐ぬき【ガス抜き】

読み方：がすぬき

［名］(スル)

１ 炭坑などで、ガス爆発やガス突出を防止するため、メタンガスを含む炭層・岩盤に多数の穴をあけ、ガスを除去すること。また、スプレー缶やライターなどの中のガスを排出すること。そのための道具。

２ パンなどを作る際に行う作業の一つ。イースト菌の発酵によって膨らんだ生地を軽くたたいて平らにすること。中の気泡がつぶれて空気が抜ける。パンチ。

３ 不満や精神的なストレスなどがたまったとき、それが噴き出す前になんらかの方法で解消すること。

オストミー用語集

ガス抜き

パウチに充満したガスで衣服がふくらむのを防ぐために、時々トイレでパウチ内のガスを排出すること。