オートラジオグラフィー【autoradiography】
オートラジオグラフィー
放射線化合物が付着した物体、もしくは放射線を出す物質(放射性物質)をX線フィルムに密着させて感光させ、フィルムに生じた黒化部位の位置から、もとの放射性物質の存在部位を確認する実験手法。X線フィルムに生じた黒化像をオートラジオグラムという。
実験方法装置単位など: | オクタロニー2重拡散法 オリゴヌクレオチド・プローブ オリゴプライマー オートラジオグラフィー カセット変異導入法 カリウム・アルゴン法 ガス交換 |
オートラジオグラフィー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/13 07:09 UTC 版)
オートラジオグラフィー(英: autoradiography)は、放射線写真法やオートラジオグラムとも呼ばれ、分布している放射性物質から放出されるベータ線粒子やガンマ線から画像(オートラジオグラフ)を作成する手法である。生物学においては、放射性物質が特定の組織に滞留することを確認する手法として用いられる。放射性物質は、代謝系経路に導入されたり、レセプターや酵素に結合したり、核酸に組み込まれたりする。オートラジオグラフの撮影のために、放射性アイソトープでラベルされた組織部にフィルムや乾板をあてる。
- 1 オートラジオグラフィーとは
- 2 オートラジオグラフィーの概要
- オートラジオグラフィーのページへのリンク