オーストラリアにおけるチョークアート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 23:26 UTC 版)
「チョークアート」の記事における「オーストラリアにおけるチョークアート」の解説
オーストラリア全土、とりわけクイーンズランド州ブリスベンやゴールドコーストの飲食店において比較的頻繁に見られる。オーストラリアでは、アートというより看板屋の一手法と認識されていたが、近年、多方面に渡り活躍するアーティストと工房が増え、観賞用の絵画をはじめ、ランチマットや皿、カップなどのテーブルウエア、個人宅の表札、時計、ネームタグなど、多彩な商品展開をしており、オーストラリア発祥のアートの1分野という認識に変わってきている。 ゴールドコーストにはチョークアーティストが直接指導する専門学校があり、数十時間のレッスンを受講することで受講者全員に各学校から独自の民間資格証明書が発行される。オーストラリアの女性アーティスト、モニーク・キャノンが講師として広く知られるほか、かつてモニーク・キャノンのアトリエで講師を担当していた女性アーティストリサ・ポラック、ジェフ・ハプフェルドの学校が精力的に活動を行っている。現役アーティストの工房でプロから直接指導を受けるこの方式は、Australian Adventur Study Tours(AAST)が、アーティストと共同企画・開発した独自のシステムであり、この新システムは、本来、自らの技法を外部に伝えたがらなかったオーストラリアのアーティストの認識を変え、全豪でも類を見ないユニークな専門学校として注目を浴びた。また、企画・PRを担当するAASTが日系企業であることから、受講者のほとんどが日本人であることも特徴。
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