オン・ザ・コーナーとは? わかりやすく解説

オン・ザ・コーナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/31 02:36 UTC 版)

オン・ザ・コーナー
マイルス・デイヴィススタジオ・アルバム
リリース
録音 1972年6月1日6月6日7月7日 ニューヨーク
ジャンル ジャズフュージョンジャズ・ファンク
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース テオ・マセロ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 156位(ビルボード
  • マイルス・デイヴィス アルバム 年表
    ライヴ・イヴル
    (1971年)
    オン・ザ・コーナー
    (1972年)
    ブラック・ビューティー
    (1973年)
    テンプレートを表示

    オン・ザ・コーナー』(On The Corner)は、ジャズトランペット奏者マイルス・デイヴィスが、1972年に制作・発表したアルバム。

    解説

    1970年代のマイルスは、スライ&ザ・ファミリー・ストーンを意識していたと言われており、そのことが濃厚に表れたファンク色の強い内容となっている。トランペットのソロが少ないこともあり、発表当時は問題作とする声もあったが、マイルスの死後、クラブ・ミュージックの隆盛に伴い再評価された。

    多数のミュージシャンがレコーディングに関わっており、シタール奏者まで含む。また、ハービー・ハンコックが呼び戻されたのに加え、既にリターン・トゥ・フォーエヴァーを立ち上げていたチック・コリアマハヴィシュヌ・オーケストラを立ち上げていたジョン・マクラフリンも参加し、一種のオールスター・セッション的な様相を呈した。

    2007年、本作収録曲の未編集ヴァージョンなどを含む6枚組CDボックス・セット『ザ・コンプリート・オン・ザ・コーナー・セッションズ』が発売された。

    収録曲

    全曲マイルス・デイヴィス作曲。

    1. オン・ザ・コーナー / ニューヨーク・ガール / シンキン・ワン・シング・アンド・ドゥイン・アナザー / ヴォート・フォー・マイルス - "On The Corner / New York Girl / Thinkin' One Thing And Doin' Another / Vote For Miles" 20:02
    2. ブラック・サテン - "Black Satin" 5:20
    3. ワン・アンド・ワン - "One And One" 6:09
    4. ヘレン・ビュート / ミスター・フリーダム X - "Helen Butte / Mr. Freedom X" 23:18

    演奏メンバー

    脚注





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