オホーツク1号【オホーツク1ゴウ】(食用作物)
登録番号 | 第4418号 | |
登録年月日 | 1995年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | はとむぎ | |
登録品種の名称及びその読み | オホーツク1号 よみ:オホーツク1ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 石川次郎 | |
品種登録者の住所 | 北海道網走市字二見ケ岡70番地の67 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 石川次郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「中里在来」の突然変異から選抜,育成された固定品種であり,成熟期は早生,草丈は短,粒の色は茶褐及び紫褐で,茎数が多く,耐冷性及び耐倒伏性が強い糯種である。 幼苗期及び成熟期の草型は伸長,草丈は短である。稈径は細,葉身の長さは短,葉身色は有,葉鞘色は赤紫,主稈葉数は中,柱頭の色は濃赤紫,着粒数,着粒層及び粒重は中,粒の形は円,粒の色は茶褐及び紫褐,殻の硬さは中,子実の色は濃,粳又は糯別は糯である。出穂期及び成熟期は早,苗長は短,再生性は有,茎数は多,耐冷性及び耐倒伏性は強,収穫率は高,子実歩留は中である。 「中里在来」と比較して,草丈が短いこと,葉鞘色が赤紫であること,出穂期及び成熟期が早いこと,茎数が多いこと,耐冷性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(北海道網走市)において,昭和63年に「中里在来」を栽培し,他の株が全て収穫皆無になったほ場で発見された唯一結実した突然変異と思われる1株である。以後,選抜、固定を行いながら特性の調査を継続し,平成4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了した。 なお,出願時の名称は「アバシリハトムギ」であった。 |
- オホーツク1号のページへのリンク