オクリビ

デジタル大辞泉

おくり‐び【送り火】

読み方：おくりび

１ 盂蘭盆(うらぼん)の最終日、親族の霊を送るために門前などでたく火。門火(かどび)。《季 秋》「—のあとは此世の蚊遣哉／也有」⇔迎え火。

２ 「門火(かどび)1」に同じ。

[補説] 書名別項。→送り火

おくりび【送り火】

読み方：おくりび

高橋弘希の小説。平成30年（2018）、雑誌「文学界」5月号に掲載。都会から青森県の廃校直前の中学に転校してきた少年を主人公に、陰湿ないじめと暴力に支配された中学生たちの閉鎖的な世界を描く。第159回芥川賞受賞。

歴史民俗用語辞典

送り火

読み方：オクリビ（ｏｋｕｒｉｂｉ）

盂蘭盆の最終日に焚く門火。

季語・季題辞典

送り火

読み方：オクリビ（ｏｋｕｒｉｂｉ）

盂蘭盆会の終る日、各家庭に迎えていた精霊を送るため、迎火のときと同様門前や戸口に香を手向け、苧殻を焚く盆行事

季節 秋

分類 宗教

送火

読み方：オクリビ（ｏｋｕｒｉｂｉ）

盆の終わりに聖霊を送るために火をもやすこと

季節 秋

分類 宗教

月日 八月十五か十六日