エピゲノム編集
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 08:17 UTC 版)
エピゲノム編集(Epigenome editing, epigenome engineering)は、遺伝子工学の一手法であり、クロマチンやエピゲノム修飾を選択的に改変する手法である。ゲノム編集が特定のDNA配列そのものを改変するのに対して、エピゲノム編集では目的DNA配列の機能に関係する周辺のDNA修飾やヒストン修飾などを改変する。この手法によって、特定のクロマチンやエピゲノム修飾がゲノムや細胞の機能に与える影響を調べることができ、また遺伝子治療の一形態として病気の治療へ応用することも検討されている[1]。
- ^ a b Park, Minhee; Keung, Albert J.; Khalil, Ahmad S. (2016-12). “The epigenome: the next substrate for engineering” (英語). Genome Biology 17 (1): 183. doi:10.1186/s13059-016-1046-5. ISSN 1474-760X. PMC PMC5006378. PMID 27582168 .
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