HS807【エイチエスハッピャクナナ】(きのこ類)
登録番号 | 第14771号 | |
登録年月日 | 2007年 1月 22日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | HS807 よみ:エイチエスハッピャクナナ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社北研 | |
品種登録者の住所 | 栃木県下都賀郡壬生町駅東町7番3号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 鮎澤澄夫、枝克昌、山内隆弘、木下新栄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「北研800号」に「北研603号」を交配して育成されたものであり、菌さんが中葉、中肉質の原木不時栽培向きのやや高温性の品種である。菌さんの形は平面が円形、側面が凸形、大きさは中、色は暗褐色、厚さはやや薄、肉質は中である。りん皮の付着部位は周縁、大きさは小、色は有である。子実層たくの形状は1型、並び方は正常、幅は狭、密度は密、色は黄白色である。菌柄の形は1型、長さはやや長、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は中、太さはやや細、色あい、毛の有無及び毛の色は有、肉質は硬である。子実体の発生時期は秋春、発生型は集中、発生温度はやや高温、発生最盛期までの期間は中、原木適応性は針・広葉樹併用である。乾物率は10~15%未満、子実体1個当たりの平均乾重は2.0~2.5g未満、収量性は中である。「北研600号」と比較して、りん皮の付着部位が周縁であること、原木適応性は針・広葉樹併用であること等で、「北研603号」と比較して、菌さんが薄いこと、原木適応性は針・広葉樹併用であること等で区別性が認められる。なお、「北研600号」及び「北研603号」との対峙培養において帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者の施設(栃木県下都賀郡壬生町)において、「北研800号」に「北研603号」を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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