ウィリアム1世_(イングランド王)とは? わかりやすく解説

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ウィリアム1世 (イングランド王)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 10:06 UTC 版)

ウィリアム1世(ウィリアム1せい、William I、古ノルマン語: Williame I、古英語: Willelm I、1027年 - 1087年9月9日)は、ノルマン朝の初代イングランド(在位: 1066年 - 1087年)。現代のイギリスではウィリアム征服王(ウィリアムせいふくおう、William the Conqueror)の名で呼ばれることの方が多い。また、庶子王(しょしおう、William the Bastard)とも呼ばれる。ノルマンディー(ギヨーム2世、在位: 1035年 - 1087年)でもあった。イングランドを征服し(ノルマン・コンクエスト)、ノルマン朝を開いて現在のイギリス王室の開祖となった[1]。ウィリアムは英語式であるが、フランス出身であり、彼自身も周囲の人もフランス語を使っていたため、むしろフランス語式にギヨーム(Guillaume)と呼ぶ方がふさわしい、という見解もある。


  1. ^ リシャール2世とジュディットが結婚した1000年の時点では、ジュディットの父でブルターニュ公だったコナン1世は既に没しており、ジュディットの実弟ジョフロワ1世(fr:Geoffroi Ier de Bretagne)がブルターニュ公を継いでいた。
  2. ^ 母の名については複数の表記がある。Arlette(アルレット、アーレッテ)やHerleve(エルエーヴ)など。
  3. ^ アルレットの出自についての信頼できる確かな記録はない。一般的な伝承では、父はノルマンディー公領内のファレーズ村の皮なめし職人だったという。フルベルの身分については様々な異伝がある。
  4. ^ アデルの母がウィリアム1世と同じくアルレットだったかどうかについては不確かである。
  1. ^ 家系図を辿ると、現在のイギリス国王チャールズ3世はウィリアム1世の28世の孫となる。
  2. ^ 金沢百枝、小澤実『イタリア古寺巡礼 シチリア→ナポリ』新潮社、2012年、39頁。ISBN 978-4-10-602238-8 


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