ノルマンディー公
ノルマンディー公
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 04:28 UTC 版)
「イギリス君主の称号」の記事における「ノルマンディー公」の解説
詳細は「ノルマンディー公」を参照 征服王ウィリアム1世が保持していた称号であり、フランスのノルマンディー地方の領有権をも意味していた。しかしフランスの公国領は次第に縮小し、1204年にはチャンネル諸島を除いてフランス王国の手に落ちた。1259年、ヘンリー3世はノルマンディーの請求権を放棄した。しかし1420年のトロワ条約によってヘンリー5世はフランス国王とともにノルマンディー公の継承権を獲得し、彼の息子であるヘンリー6世以降のイングランド国王はフランス国王とノルマンディー公を称するようになった。フランス国王号は1801年に使用を停止したが、ノルマンディー公はそれ以降も称している。 またイギリスの王室属領であるチャンネル諸島のジャージーおよびガーンジーの元首としての称号は現在でも「ノルマンディー公」であり、両地域における行事ではこの称号が用いられる。
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