イングランド王国とは? わかりやすく解説

イングランド‐おうこく〔‐ワウコク〕【イングランド王国】


イングランド王国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 15:41 UTC 版)

イングランド王国(イングランドおうこく、: Kingdom of England)は、927年アングロ=サクソン七王国の一つウェセックス王国の王アゼルスタンイングランド全土統一から1707年スコットランド王国との合同まで存在した国家である。ウェセックス王エグバート825年のイングランド統一から最初のイングランド王と言われることが多いが、実際の称号はブレトワルダ(覇王)であった。


  1. ^ ウエストミンスター寺院の略歴ウエストミンスター寺院 2020年2月22日閲覧


「イングランド王国」の続きの解説一覧

イングランド王国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 01:08 UTC 版)

コールドストリームガーズ」の記事における「イングランド王国」の解説

1660年王政復古宣言がされるモンク将軍王党派に転じ後任のジェネラル・アット・シーであるエドワード・モンタギューEdward Montagu/後に初代サンドウィッチ伯爵)に対し艦隊率いて国王亡命先オランダへ迎えに行くよう指示したエドワード・モンタギューこの頃地方隠遁していたが、ロンドン残していた執事当時)のサミュエル・ピープス通じて議会動向把握しており、モンクに従ってイングランド艦隊掌握しオランダへ向かった。 ”モンク歩兵連隊”はスコットランドのコールドストリーム(Coldstream)に駐留していたが、スコットランドへ上陸したチャールズ2世合流しロンドン入城同行した。そのため、現在でも募兵の際はこの時に通ったイングランド側の沿道地域出身者優先採用している。また、部隊名の”コールドストリーム”はこの頃付いたあだ名である。 この年、”モンク騎馬護衛隊”(Monck's Life Guards)が第2(クィーンズ近衛騎兵隊(2nd(Queen's) Troop of Horse Guardsとなった。この騎兵隊は後に他の近衛騎兵隊と統合されライフガーズ連隊となる。翌1661年、”モンク歩兵連隊”も近衛連隊となり、”ロードジェネラルズ近衛歩兵連隊”(The Lord General's Regiment of Foot Guards)となったまた、1664年には”コールドストリーム連隊”の兵士500名が海上勤務転じ、”デューク・オブ・ヨーク・アンド・アルバニー海上歩兵連隊”(Duke of York and Albany's Maritime Regiment of Foot)が編成された。この連隊イギリス初めての艦上勤務専門とする歩兵部隊であり、イギリス海兵隊母体となった近衛歩兵連隊としては既に、チャールズ2世ウスターの戦い後の1656年ブルッヘ創設したロード・ウェントワース近衛歩兵連隊”(Lord Wentworth's Foot Guards/Royal Regiment of Guards)と1660年創立ジョン・ラッセル近衛歩兵連隊(John Russell's Foot Guards)があり、両連隊1665年統合されて”近衛歩兵第1連隊”(1st Regiment of Foot Guards)(後のグレナディアガーズ)とされた。しかし、これらの連隊より古い”コールドストリーム連隊”の兵士は、その下位位置付けられることを認めることが出来なかった。チャールズ2世が”近衛第2連隊”と呼んだところ、”第2”とされることを兵士達拒否して命令に従わなかったため、モンク将軍進言に従ってコールドストリーム近衛連隊”と呼んだところ命令従ったという逸話もある。 モンク将軍死去した1670年、”近衛歩兵第2連隊”(2nd Regiment of Foot Guards)となったが、”第2”とされる抵抗感から、通称であったコールドストリーム近衛歩兵連隊”(Coldstream Regiment of Foot Guards)が公式に使われるようになった。そして、この様経緯から、”Nulli Secundus”(何物2番でもない何物にも劣る事無し)が連隊モットーとなっている。また、現在でもグレナディアガーズへの対抗意識強くイギリス陸軍に於ける連隊序列グレナディアガーズの次だが、近衛歩兵連隊整列する際はグレナディアガーズの隣には並ばず、反対側の端に位置するイングランド王位に就くためにロッテルダム出港するチャールズ2世艦隊初代サンドウィッチ伯爵エドワード・モンタギューサミュエル・ピープス

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イングランド王国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 10:05 UTC 版)

BLADESTORM 百年戦争」の記事における「イングランド王国」の解説

エドワード黒太子声優石川英郎) イングランド王国王太子漆黒の鎧をまとって戦う姿から「黒太子」と呼ばれる気高く高潔な性格であるため、民衆巻き込む戦争に対して疑問持っている。だが、自身優れた軍才を発揮して祖国勝利栄光のために戦い続けた。 チャンドスの台詞によると、史実異なり百年戦争初陣のようである。 イングランド王声優佐々木誠二黒太子の父である関係からエドワード3世であると思われる強力なカリスマ性によって国を統率した王である。 フィリッパ声優斉藤貴美子イングランド軍の女将軍。女性ながら極めて物々しい甲冑に身を包み最前線立って数々戦果挙げた騎士傭兵といった立場にこだわることなく配下接するため周囲から厚く信頼されている。 史実では黒太子の母であるが、黒太子絡み描写は無い。また、王妃であるにも関わらず作中ではベッドフォード公から誘惑されている。 ジョン・チャンドス (en)(声優辻親八百戦錬磨イングランド軍の将軍黒太子忠誠誓っており、彼を陰ながら支えている。黒太子戦場迷い見せた時、彼を叱咤することもあり、黒太子正しき方向へ導く教育係のような役目担っている史実でも騎士道的人物であったとされオーレの戦いベルトラン捕らえるなどの戦功上げている。1369年12月31日ポワトゥー近郊起きた小競り合い戦死ジョン・タルボット声優上田陽司イングランド軍の将軍無骨な鎧をまとっているように堅実な戦を得意とし防衛戦においては右に出るものがいないほどである。忠誠心責任感強く真面目な性格ゆえ、任務固執して死地に留まってしまう頑固さ見せてしまうこともある。 史実でも百年戦争末期イングランド側における重要な将軍シュルーズベリー伯ヘンリー6世によってフランス軍総司令官任命されるが、カスティヨンの戦い戦死ジョン・ファストルフ声優服部潤イングランド軍の将軍天才的な直観力機転優れ臨機応変立ち回り数々武勲挙げた軽薄な性格ゆえに真面目なタルボットから不真面目と見られ衝突することもあるが決して仲が悪いわけではない史実ではジェントリ階級出身兵士であったとされ、百年戦争末期多く戦い従軍したとされる。なおウィリアム・シェークスピア作の史劇ヘンリー4世』に登場するフォルスタッフの名前は、彼の名前を綴変えしたものとされていることで有名。 ヘンリー・パーシー声優竹本英史イングランド軍の騎士縦横無尽戦場駆け回る姿から「熱き拍車」と呼ばれている。凄腕戦士でもあり猛獣のような凶暴さ秘めており、戦場では鬼神のような戦いぶり多くの敵を葬り去った史実において勇猛知られランカスター朝成立活躍した人物であった。後ヘンリー4世から疎まれたため反乱を起こすパーシー反乱)がシュルーズベリー戦い英語版)で敗死ウィリアム・シェークスピア作の史劇ヘンリー4世』ではハル王子との一騎討ち討ち取られるイアマール声優安田美和黒太子側近。元は彼の命を狙う暗殺者だったが、彼の心意気惹かれ忠誠を誓うようになったハル声優草尾毅乱暴者傭兵。実はイングランド王族なのだが、本人自覚は薄い。 ハルハル王子)という呼び方ウィリアム・シェークスピア作の史劇ヘンリー4世』におけるヘンリー5世呼び名シェークスピア劇中において、ハル仲間暴れ歩く放蕩息子として描かれている。 リチャード・ビーチャム声優私市淳ハル付き従い振り回される傭兵(実は上級貴族)。 実在人物で、史実におけるヘンリー4世ヘンリー5世(ハル)、そしてヘンリー6世時代武勲をあげた第13代ウォリック伯であり、百年戦争パーシー反乱従軍マーガレット声優神田朱未ウェールズ出身傭兵。弓の腕に長けイングランド軍への参入希望していたが、門前払い受けて傭兵となる。後に黒太子認められ正式にイングランド所属となった

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イングランド王国

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王位継承法 (曖昧さ回避)」の記事における「イングランド王国」の解説

ヘンリー8世1533年王位継承法 (25 Hen. 8 c.22) - 第一継承法1533年エリザベス1世嫡子メアリー1世庶子定めた法。 1534年王位継承法英語版) (26 Hen. 8 c.2) - 第一継承法1533年王位継承法)の順守誓い要求した法。 1536年王位継承法 (28 Hen. 8 c.7) - 第二継承法1536年エリザベス1世メアリー1世両方庶子とした法。 1543年王位継承法 (35 Hen. 8 c.1) - 第三継承法1543年エリザベス1世メアリー1世両方嫡子とした法。 ジェームズ1世1603年王位継承法英語版) (1 Jac. 1 c.1) ウィリアム3世1701年王位継承法12 and 13 Will 3 c. 2) - イングランド王位継承者イングランド国教会信徒限定した法。

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イングランド王国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/02 05:07 UTC 版)

幻想世界魔法烈伝 WIZバスター」の記事における「イングランド王国」の解説

黒太子ブラックプリンスプリンス・オブ・ウェールズ。イングランド王国の皇子で、ドラゴンスレイヤーを持つ。ダゴンが城を襲撃したさいに駆けつけ戦いの後は城を守るために残ったジョン 騎士団の副団長ヒゲ特徴当初は忍の力を疑っていたため、カブトと言い争っていた。

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イングランド王国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:23 UTC 版)

ヴィンランド・サガ」の記事における「イングランド王国」の解説

アングロ・サクソン人統一王国9世紀ウェセックスアルフレッドそれまで諸王国を併合してのちは南部ウェセックス地方王国中核をなす。首都ウィンチェスター北部デーンロー支配するデーン人とは微妙な小康状態保ってきたが、11世紀初頭イングランド軍によるデーン人虐殺機に関係が悪化その後デーン相手敗北重ねる。1018年賢人会議アングロ・サクソンの王に代わりデンマーク王推戴され実質的にデンマーク王国併合される

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