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イン・メディアス・レス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/12/07 15:49 UTC 版)
イン・メディアス・レス(ラテン語:In medias res or medias in res、「物事の中途に」の意味)とは、物語を最初から語る(アブ・オーウォー Ab ovoまたはab initio)代わりに、中途から語りだす文学・芸術技法のこと。登場人物・舞台設定・葛藤は一連のフラッシュバックもしくは過去の事件に関係する登場人物を通して紹介されることが多い。おそらく起源は口承で、叙事詩では慣例だった。ホメーロスの『オデュッセイア』、『イーリアス』に使われている[1]他、ポルトガル文学では『ウズ・ルジアダス』、スペイン文学では『わがシドの歌』、ドイツ文学では『ニーベルンゲンの歌』、インド文学では『マハーバーラタ』、フィンランド文学では『カレワラ』が「イン・メディアス・レス」で始まる。ウェルギリウスの『アエネイス』はホメーロスを模倣したもので[1]、トルクァート・タッソの『解放されたエルサレム』、ジョン・ミルトンの『失楽園』、ダンテの『神曲』地獄篇がそれに続く[2]。
- ^ a b Murray, Christopher John (2004). Encyclopedia of the Romantic Era, 1760-1850. Taylor & Francis. p. 319. ISBN 1579584225
- ^ Forman, Carol (1984). Dante Alighieri's Divine Comedy: The Inferno. Barron's Educational Series. p. 24. ISBN 0764191071
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- 2 イン・メディアス・レスの概要