イピロスとは? わかりやすく解説

イピロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/13 06:22 UTC 版)

イピロスギリシャ語: Ήπειρος / Ípirosアルバニア語: Epiri)は、ギリシャ共和国の広域自治体であるペリフェリア(地方)のひとつ。歴史的な地名としては、現在のギリシャアルバニアにまたがるイオニア海沿岸の地域を指す (Epirus (region)




  1. ^ ここでの「都市」は中心市街地区を指し、自治体の郊外部を含まない。
  2. ^ Liddell, Henry George; Scott, Robert (1940). "ἤπειρ-ος". A Greek-English Lexicon. Oxford, United Kingdom: Clarendon Press.
  3. ^ ギリシャ軍も独・伊に降伏(『朝日新聞』昭和16年4月24日)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p388 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年


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イピロス

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大アルバニア」の記事における「イピロス」の解説

詳細は「チャメリア」を参照 イピロス(チャメリア)は1912年11月28日アルバニア国家の独立宣言によるオスマン帝国軍退却伴って誕生したばかりのアルバニア国家与えられた。しかし、1913年ロンドン会議en)によってギリシャ領とされた。戦間期アルバニア併合したイタリア1943年敗戦してからは、多くイスラム教徒チャメリア人(Çams)はイタリア軍かわってチャメリア占領したドイツ軍加わりチャメリア人部隊を結成した別のチャメリア人のコミュニティギリシャレジスタンス組織である民族解放戦線en)に加わったギリシャ民族解放戦線には1944年段階でおよそ2500人のメンバーがいた。1944年ギリシャ別のレジスタンス組織イギリス特殊作戦執行部指導されていた ギリシャ民族共和同盟によって、チャメリアアルバニア人ギリシャ領から強制的に退去させられた。1928年ギリシャによる調査では、イピロスには18600人~19600人のイスラム教徒がいた。第二次世界大戦後の初の統計調査では、わずか123人のイスラム教徒チャメリア人がこの地域とどまっていた。アルバニア脱出したイスラム教徒チャメリア人(およそ20万人アルバニア暮らしている)は、およそ35千人イスラム教徒チャメリア人が戦前まで南イピロスに暮らしていたと主張している。彼らは自身をイピロスを指し示すアルバニア語チャメリア」(Çamëriaにちなんチャメリア人(Çam)と呼んでいるが、イピロス人(Epir)の語もまた使用されている。これらのチャメリア人の多くが、ギリシャによって接収されたイピロスに残され財産対す補償求めている。一方ギリシャ立場からは、このような問題存在しないものとされる

※この「イピロス」の解説は、「大アルバニア」の解説の一部です。
「イピロス」を含む「大アルバニア」の記事については、「大アルバニア」の概要を参照ください。

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