アルフレート・ヴェーゲナーとは? わかりやすく解説

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ウェーゲナー【Alfred Lothar Wegener】

読み方:うぇーげなー

[1880〜1930]ドイツ気象地球物理学者1912年大陸移動説提唱3回にわたりグリーンランド探検し遭難死。著「大陸と海洋の起源」。ウェゲナー


アルフレート・ヴェーゲナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 04:40 UTC 版)

アルフレート・ロータル・ウェーゲナー(Alfred Lothar Wegener、1880年11月1日 - 1930年11月2日もしくは11月3日)は、大陸移動説を提唱したドイツ気象学者。現在でいう地球物理学者である。1908年からマールブルク大学で教鞭を執り、1924年にオーストリアのグラーツ大学教授に就任した。


注釈

  1. ^ 最初の章で「大陸移動という考えが最初に私の頭に浮かんだのは、1910年、世界地図を調べているときのことだった。大西洋をはさんだ両側の形が同じであることが目に焼きついた」と書いている[8]
  2. ^ 学研の「ひみつシリーズ」・『コロ助の科学質問箱』(1972年)等。
  3. ^ 地球物理学系、特に地震学の学者は地震の発生エネルギーをうまく説明できるプレートテクトニクス説を早くから支持したのに対し、地向斜造山論日本列島の形成を説明していた地質学系の学者は、「地質帯の水平方向移動」に否定的なソビエト連邦の影響もあり、受容が遅れた[12]。このため、当時の高等学校の地学教科書では、大陸移動説による大陸の変化と地向斜説に基づく日本列島史をともに掲載する「折衷形」の記述も見られた[13]。日本の地質学界がプレート説を受容するまでの経緯については、泊次郎『プレートテクトニクスの拒絶と受容』 東京大学出版会、2008年6月、ISBN 978-4-13-060307-2 に詳述されている[12]

出典

  1. ^ 中川毅『人類と気候の10万年史』講談社、2017年、121頁。ISBN 978-4-06-502004-3 
  2. ^ 1月 6日 ウェゲナーが大陸移動説を発表(1912年)(ブルーバックス編集部)”. ブルーバックス | 講談社 (2019年1月6日). 2020年6月3日閲覧。
  3. ^ (11)ウェゲナー”. サイエンスチャンネル. 2020年6月閲覧。
  4. ^ a b 超大陸 - 100億年の地球史』、175頁
  5. ^ 数学と理科の法則・定理集』、152頁
  6. ^ 数学と理科の法則・定理集』、153頁
  7. ^ 漫画人物科学の歴史11』、94頁
  8. ^ 超大陸 - 100億年の地球史』、158頁
  9. ^ 漫画人物科学の歴史11』、112頁
  10. ^ 漫画人物科学の歴史11』、119頁
  11. ^ 教科書クロニクル小学校編 - 光村図書出版
  12. ^ a b 堤之恭『絵でわかる日本列島の誕生』講談社〈絵でわかるシリーズ〉、2014年11月、pp.98-105頁。ISBN 978-4-06-154773-5 
  13. ^ 新・地震学セミナーからの学び 36 地向斜造山理論”. ニューオフィス 新地震学・セミナーからの学び. ANS観測網事務局 (2004年1月24日). 2016年2月26日閲覧。


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