アタリ罫
アタリ罫とは、DTPで紙面をレイアウトする際に、画像やイラストなどの配置するエリアを指定した線のことである。
アタリ罫は、実際に用いる画像やイラストがまだ完成されていない時などに用いられる。実際に用いる画像やイラストと同じ領域を確保することでレイアウトの崩れを防ぐことができる。
アタリ罫は、一般的には長方形、あるいは、正方形のような四角形を描くことが多いが、文章と画像が入り組んだレイアウトでは複雑な形をしたアタリ罫を描画することもある。
アタリ罫は、実際には印刷されない線である。そのため、ゲラにはアタリ罫を示す「ケイアタリ」と表記したり、罫線が不要であることを示す「ケイトル」、「ケイシニ」といった校正文字を付す。
DTPでは、まずアタリ罫を配置し、実際の画像やイラストが完成した時点でアタリ罫と差し替える作業を行う。ちなみに、アタリ罫の代わりにアタリ画像を用いることもある。
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