アタカ油田とは? わかりやすく解説

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アタカ油田

読み方あたかゆでん
【英】: attaka oilfield

インドネシア東カリマンタン州バリクパパン北東方約 150km 、マハカム川河口三角州沖合水深 55m)に位置する油田
米国の UNOCAL 社によって 1970 年発見され1972 年生産開始された。海上施設プラットホーム 9 基。生産された油は海底パイプラインサンタン基地陸上)へ送られSBM一点係留ブイ経由出荷されるわが国国際石油開発 (株)50 %の権益を持つ。  
地質区としてはマハカム・デルタ盆地属し、集油形態背斜構造、集油面積は約 37 km2産油層は第三紀中新世および鮮新世砂岩多層)で、深さ660~3,050m 。原油性状は、比重 42.4°APIイオウ分 0.05 %、流動点- 7.5 ワックス1.4 %。発見当時発表され究極可採埋蔵量は 5.5 億バレルであったが、累計生産量はすでにこれを上回っている。
2004 年生産量は、原油12,000 バレル/日、ガス 7,000 立方フィート/日、また同年末における累計生産量は、油約 6 億 5,000 バレル公表されている。

主文献“Giant Fields 1968-78”(1980)、『東南アジア石油産業』(1981)、『世界の大油田』(1984)、『石油地質探鉱用語集』(1989)、『石油・天然ガス資源未来を拓く』(2004
齊藤 隆2006 年 3 月

アタカ油田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 21:42 UTC 版)

アタカ油田(アタカゆでん)とは、インドネシア・カリマンタン(ボルネオ島)東方海上に位置する油田ガス田のこと。バリクパパン北東のマカッサル海峡にあり、日本国際石油開発アメリカユノカル社が50%ずつの権益を有している。




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