アジロ

デジタル大辞泉

あ‐じろ【^▽網代】

読み方：あじろ

《網の代わりの意》

１ 定置網の漁場。また、いつも魚群が集まってくる場所。

２ 湖や川に柴(しば)や竹を細かく立て並べ、魚を簀(す)の中へ誘い込んでとる仕掛け。冬の宇治川の氷魚(ひお)漁が古くから有名。《季 冬》「鳥鳴て水音くるる—かな／蕪村」

３ 杉・檜(ひのき)・竹などの細い薄板を、互い違いにくぐらせて編んだもの。天井・垣根・笠などに使用。

４ 「網代車」の略。

難読語辞典

網代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ），　アミシロ（ａｍｉｓｈｉｒｏ）

冬、竹などを組んで綱を引く形に川の瀬に仕掛け、端に簀を取りつけて魚をとる仕掛け

歴史民俗用語辞典

網代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ）

（１）竹・木を編んだもので川をさえぎり、一部に簀を設けて魚をとる仕掛け。
（２）魚類をとる網漁場。

足代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ）

建築の時高所に上り材料を上げるなどのため仮に設けた足場。

季語・季題辞典

網代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ）

氷魚をとるために設ける漁獲装置

季節 冬

分類 人事

地名辞典

網代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ）

所在 東京都あきる野市

網代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ）

所在 静岡県熱海市

網代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ）

所在 和歌山県日高郡由良町

網代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ）

所在 鳥取県岩美郡岩美町

網代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ）

所在 愛媛県南宇和郡愛南町

網代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ）

所在 大分県津久見市

足代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ）

所在 大阪府東大阪市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

駅名辞典

網代

読み方：アジロ（ａｊｉｒｏ）

所在 静岡県(JR伊東線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

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アジロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/25 04:41 UTC 版)

「腕時計」の記事における「アジロ」の解説

「コ」状のコマを噛み合わせるように重ねて連結する。手の込んだ作りであるが、近年はあまり見られなくなった。