アジアからの本大会出場国数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 01:34 UTC 版)
「2010 FIFAワールドカップ・アジア予選」の記事における「アジアからの本大会出場国数」の解説
FIFAワールドカップ各地域予選での本大会出場枠は、本大会での各大陸連盟出場国の成績によって増減する。ドイツ大会で、1カ国もベスト16入り(=決勝トーナメント進出)出来なかったアジア勢は、今予選から本大会出場枠4.5から3.5に減らされる可能性があった。なお、ドイツ大会でベスト16を達成したオーストラリアは、2006年1月1日付でアジアサッカー連盟(AFC)に転籍していたが、本大会出場を決める予選が行われたのは2005年であり、当時はオセアニア予選に参加していた。そのため、2006年のドイツ大会へはオセアニア代表として出場していた。 AFCは、アジアの出場枠が4.5から減らされるのを防ぐため、FIFAにドイツ大会ベスト16の成績を残したオーストラリアがAFCに転籍したことなどを訴えた。その結果、FIFAワールドカップ・本大会AFC出場枠4.5枠の維持に成功した。 なお、現FIFA会長ゼップ・ブラッターは南アフリカ大会でのアフリカ勢の活躍次第で、ブラジル大会の出場枠を再検討することを示唆しており、アジア勢が南アフリカ大会で低迷すれば、出場枠が減らされる可能性があった。しかし最終的には、アジア代表の日本および韓国が南アフリカ大会でベスト16進出を果たし、次のブラジル大会でもアジアの4.5枠は維持された。
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