ようきひとは? わかりやすく解説

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よう‐きひ〔ヤウ‐〕【楊貴妃】

読み方:ようきひ

[一]719756]《「貴妃」は女官の位の名》中国、唐の玄宗皇帝の妃。永楽山西省)の人。初め玄宗の子寿王の妃。歌舞音曲通じ、また聡明であったため、玄宗召されて貴妃となり、寵を一身集め、楊一族登用され権勢誇った安禄山の乱長安逃れる途中官兵殺された。白居易の「長恨歌」をはじめ、多く文学作品題材となった

[二]謡曲三番目物金春禅竹作。玄宗皇帝の命を受けた方士(ほうし)が、亡き楊貴妃の霊を仙界蓬莱宮(ほうらいきゅう)で尋ねあてると、楊貴妃の霊はかつての玄宗との愛などを語る。

楊貴妃の画像
離宮華清宮にある楊貴妃の風呂海棠かいどう)の湯」

ようきひ 【楊貴妃】

唐の玄宗の妃。名は玉環才色優れ歌舞音曲通じて玄宗の寵をもっぱらにし、楊氏一族もよい地位占めた安史の乱に、馬駅の仏堂殺された。だが、実は難を逃れて日本渡ったとの伝説があり、山口県大津郡油谷町二尊院にその墓と伝えるものがある。能の一つに「楊貴妃」(金春禅竹作)があり、楊貴妃を失った玄宗の命を受け、方士仙界蓬莱宮到り、妃から玄宗との愛の誓詞聞く筋。(七一九五六


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