三省堂 大辞林 |
やらぬ
〔動詞「やる(遣)」の未然形「やら」に打ち消しの助動詞「ず」の連体形の付いたもの〕(次に来る名詞を修飾する形で)動詞の連用形に付いて、その動作が完全には終わっていない意を表す。
「明け―空」「消え―雪」
〔現代語では、主として書き言葉において慣用的な表現として用いる〕
日本語活用形辞書 |
品詞の分類
「やらぬ」の用例一覧
楫枕 (Wikisource)
《 からろ 》 押す水の煙のひとかたに、靡きもやらぬ 川竹 《 かはたけ 》 の、うきふし 繁 《 しげ 》 き、繁き 浮寝 《 うきね 》 の 泊 《 とま 》 り舟。寄るよる身にぞ思ひ知る。浪か涙か 苫...
ja.wikisource.org/wiki/楫枕
木下杢太郎 南蛮寺門前 (青空文庫)
順礼 (程よき所に立留り、もの怪しむ気はひ。)何やら 怪 ( あや ) しい音がするがのう。この近くに海でもあるかいのう。 妹の順礼 何の、 姉 ( んね ) や。京の都には海があるもんかの。 姉の順礼 そん...
www.aozora.gr.jp/cards/000120/files/626_22343.html
菊 食物としての (青空文庫)
詩人の笵石湖のやうに園芸美の満足を求めた菊つくりではなかつたらうと想はれるが、これは果たして当つていゐるか何様か知れない。 菊をたべるといふことになると聊(いささ)か野蛮で小愧(こはず)かしいやうな気もせぬではないが、お前死んでも寺へはやらぬ...
www.aozora.gr.jp/cards/000051/files/3538.html