べから◦ずとは? わかりやすく解説

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べから◦ず

連語推量助動詞「べし」の未然形打消し助動詞「ず」》

文末用いて禁止を表す。…してはいけない。…するな。「展示品に手を触れる—◦ず」

乙若殿も泣く—◦ず。我も泣くまじきなり」〈平治・下〉

(「ざるべからず」の形で)指示命令強調する意を表す。…せよ。「人の危難見て救助せざる—◦ず」

不可能を表す。…できない。「許す—◦ざる行為

「羽なければ、空をも飛ぶ—◦ず」〈方丈記

当然の意の打消しを表す。…するはずがない

「珍しからぬ事のままに心得たらん、よろづ違ふ—◦ず」〈徒然七三

[補説] 「べからず」は、平安時代では多く漢文訓読使われた。現代では、やや改まった場合文章語表現用いられ3は「べからざる」の形をとることが多い。動詞・助動詞接続するとき、文語活用終止形に付くこともある。




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