日向銚釐とは? わかりやすく解説

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日向銚釐(ひゅうがちろり)

酒を暖めるのに用い金属性の器。『和訓栞わくんのしおり)』によれば三餘贅筆に急須見えたり演義文に地炉裏(ちろり)の文字あり」とあり、酒を地炉すなわちいろりで暖めるためのものである。『守貞漫稿』に、「ちろり銅製京坂にてたんぽとも云う近世ちろりにて湯燗せし也」とある。注ぎ口把手(とって)のある急須様の形であったが、だんだん筒形となった。底のとがった形が多くいろりの熱灰の中に突き立て燗(かん)をする。これならば談笑の間も酒の冷えことはなかったであろう。後に金属にかわり、焼物などが用いられるようになり、(はと)徳利などが生まれた



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