はん かい

実用日本語表現辞典

半壊

読み方：はんかい

家屋などが、半ば損壊した状態のこと。修復すれば居住・再使用が可能な程度に留まるものをいう。大半が損壊した状態は「全壊」、部分的な損壊に留まるものは「一部損壊」、半壊のうち大規模な補修を必要とするものを「大規模半壊」という。

（2011年3月14日更新）

デジタル大辞泉

はん‐かい〔‐クワイ〕【半壊】

読み方：はんかい

［名］(スル)建物などが半分くらいこわれること。「地震で—した家屋」

はん‐かい【半解】

読み方：はんかい

物事の一部分だけを知っているが、全体を理解していないこと。なまのみこみ。なまかじり。「一知—」「半知—」

はん‐かい【半開】

読み方：はんかい

［名］(スル)

１ 弁・栓・扉などを半分ほど開くこと。「ガス栓を—にしておく」

２ 花が開きかけていること。「桜はまだ—だ」

３ 文明が未開を過ぎて、少し開化していること。

「其の社会が尚—の位置にありなば」〈逍遥・小説神髄〉

はん‐がい【斑蓋】

読み方：はんがい

《「はんかい」とも》山伏が頭にかぶるもの。白綾で包み、頂に八葉をあらわす八角の錦をつける。

はん‐かい〔‐クワイ〕【樊噲】

読み方：はんかい

［?〜前189］中国、前漢の武将。沛(はい)（江蘇省）の人。鴻門の会で項羽に殺されかけた劉邦(りゅうほう)の危機を救い、天下統一後、舞陽侯に封ぜられた。