三省堂 大辞林 |
どくうつぎ 3 【毒▽空木】
ドクウツギ科の落葉低木。日当たりのよい山地に自生。高さ1メートル内外。葉は広披針形で三脈が目立つ。雌雄同株。春、葉に先立ち黄緑色の小花を総状花序につける。果実は球形で赤く、紫黒色に熟し多肉質多汁で甘いが猛毒を含む。イチロベゴロシ。
植物図鑑 |
どくうつぎ (毒空木)


●わが国の固有種で、本州の近畿地方以北から北海道に分布しています。山地の河原や岩礫地などに生え、高さは1.5メートルほどになります。葉は長卵形で対生し、15~18対が整然とつくため、羽状複葉のように見えます。雌雄同株で、4月から5月ごろ、前年枝の葉腋から総状花序をだし、小さな花を咲かせます。果実は8月から9月に紅色から黒紫色に熟します。全草が有毒で、とくに果実に有毒成分が多く含まれています。有毒成分の主体はコリアミルチン(coriamyrtin)で、食べると激しい痙攣を起こして死に至ることがあります。別名で、「イチロベエゴロシ(一郎兵衛殺し)」とも呼ばれます。
●ドクウツギ科ドクウツギ属の落葉低木で、学名は Coriaria japonica。英名はありません。
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