たいちそくどとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > たいちそくどの意味・解説 

たいち‐そくど【対地速度】

読み方:たいちそくど

航空機の、地面対す速度。→対気速度


【対地速度】(たいちそくど)

地面および海面の、ある静止した一点対す相対速度

通常乗り物速度とは対地速度をさす。
但し、地面海面接せず空中航行する航空機に関して速度基準となる指標空気であり、通常対気速度用いられる

航空機が対地速度を計測するには幾つかの手段用い必要がある

  1. 地上から風速・風向教えてもらう。
    空気流れ風速風向対気速度から足しきすればよい。

  2. DME交信する
    地上DME局との接近速度を知ることができる。
    地上にある局と飛行中航行する航空機とでは高度差が有るため、原理近ければ近いほど誤差大きくなる

  3. GPS用いる。
    正確、かつ安価に対地速度を算出する事ができる。

  4. 慣性航法装置用いる。
    上記手段とは異なり外部援助をなしに算出する事ができるが、長距離飛行するほど誤差増大する

  5. ドップラーレーダー用いる。
    同じく外部援助なしに、かつ正確に算出する事ができるが、戦闘機大型機にしか搭載されていない

対地速度(たいちそくど)

飛行中地面対すパラグライダー速度のこと。
例えば、対気速度30km/sパラグライダー30km/sの(アゲンスト風)向かい風の中を飛べば対地速度は0km/s、つまり地上からは止まって見えることになる。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

たいちそくどのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



たいちそくどのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
浜名湖パラグライダースクール浜名湖パラグライダースクール
Copyright (C) 2024 浜名湖パラグライダースクール All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS